禁煙補助薬「バレニクリン製剤」の取扱いについて
国空乗第134号
平成20年6月13日
指定航空身体検査医 各位
航空身体検査指定機関 実務管理者 各位
国土交通省航空局技術部乗員課長
禁煙補助薬「バレニクリン製剤」の取扱いについて
航空機乗組員の使用する医薬品の取扱いについては、平成17月3月30日付け国空乗第491号(その後の改正(国空乗第560号)を含む。)により、その指針が定められているところであるが、今般、米国連邦航空局(FAA)から、航空機乗組員が禁煙補助薬「Chantix」(一般名:バレニクリン)」を使用することを禁止する旨の通知(別添参照、2008年5月23日付)が発出された。
我が国においては、バレニクリン製剤について、厚生労働省が平成20年4 月 18日に薬価収載し、同年5月8日 にファイザー製薬よりチャンピックス として販売開始となり、航空機乗組員がこれを容易に入手することが可能となった。
ついては、米国における上記薬剤に係るFAAの措置及び副作用情報にかんがみ、各指定航空身体検査医におかれては、航空身体検査時に服薬状況等の問診を確実に行い、上記薬剤を使用している申請者については航空身体検査基準適合としないよう、取り扱われたい。
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。 下のアイコンをクリックしてAcrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。